スポーツコラム

村主章枝のスケート日記7

ある選手から私が過去にショートプログラムで滑った「ピンクパンサー」をやりたいと依頼され、曲、ステップ、ジャンプを変更し、提供しました。この作品はもともと、私の師匠が私に振付してくれたもの。バレエや舞台と違い、スケートでは同じ作品が“再演”されることは少ないのですが、継承が大事なのはスケートも共通すると私は思っています。

2016年2月15日

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1980年生まれ。元フィギュアスケート日本代表。「氷上のアクトレス」と称され、ソルトレイクシティ五輪5位、トリノ五輪4位、全日本選手権では3連覇を含む優勝5回、2003年グランプリファイナルでは日本選手として初優勝、2006年世界選手権大会2位、四大陸選手権優勝3回などの実績を持つ。2014年11月に競技生活を終え、プロフィギュアスケーターとして活動を続けながら、振付師としても次世代スケーターの育成に励む。