スポーツコラム

玉ノ井親方の相撲部屋日誌12

9月25日まで東京の両国国技館で9月場所が開かれています。名古屋場所、そして巡業と遠征続きだったので、地元東京に戻ってきた安心感があります。しかし、まだまだ暑い季節。ちょっと油断すると体調を崩してしまいます。稽古中は氷水を用意して水分補給に備え、休むときは冷房で体を冷やし過ぎないこと。9月場所は体調管理が重要になります。

2016年9月19日

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玉ノ井太祐

1976(昭和51)年生まれ。明大中野高校3年生で高校横綱となり、在学中の1994年に父が師匠を務める玉ノ井部屋に入門。現役時の四股名は栃東大裕(最高位は東大関)。2006年1月場所では14勝1敗で幕内最高優勝を果たすが、2007年の3月場所で脳梗塞の疑いから途中休場。検査を経て、医師から相撲を続けると生命に危険が及ぶと宣告されたこともあり、同年5月に引退を発表。引退後は玉ノ井部屋親方として後進の指導に当たる。