スポーツコラム

池谷幸雄の体操日誌

筋肉や骨、神経の発達の度合いは子ども時代の過ごし方に左右されるそうです。昔の子ども達は山や空き地で駆け回り、川や海で泳ぐことで自然に体を動かしていました。それに比べ、現代の子どもは家の中でテレビを見たり、ゲームをしたりといった生活になりがちです。子ども達に体を動かせる環境を与えることは体操教室の大切な役割です。

2016年11月7日

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池谷幸雄 いけたにゆきお

1970(昭和45)年生まれ。4歳で体操を始める。1988年ソウル五輪では種目別床と団体総合で銅メダル、2大会連続出場となった1992年バルセロナ五輪でも種目別床銀メダル、団体総合銅メダルの好成績を残す。引退後はタレントとして第2の人生を歩み、2001年には「池谷幸雄体操倶楽部」を設立して子どもたちを対象に本格的に体操指導を開始。現在は「子ども達の未来のために」をモットーにスポーツ振興や教育問題にも取り組んでいる。