スポーツコラム

池谷幸雄の体操日誌

鬼ごっこをしたり、地面をごろごろ転げまわったり、といった子ども達の遊びの中には体操の要素が入っています。体操というのは遊びの延長であり、つり輪や平行棒といった「体操競技」だけを指すものではありません。私は、「体を動かすこと=体操」だと考えています。そして、体を動かすことで健康な体を作る場所が体操教室なのです。

2016年11月14日

過去記事一覧

池谷幸雄 いけたにゆきお

1970(昭和45)年生まれ。4歳で体操を始める。1988年ソウル五輪では種目別床と団体総合で銅メダル、2大会連続出場となった1992年バルセロナ五輪でも種目別床銀メダル、団体総合銅メダルの好成績を残す。引退後はタレントとして第2の人生を歩み、2001年には「池谷幸雄体操倶楽部」を設立して子どもたちを対象に本格的に体操指導を開始。現在は「子ども達の未来のために」をモットーにスポーツ振興や教育問題にも取り組んでいる。