スポーツコラム

池谷幸雄の体操日誌

体操競技にはケガがつきものです。現役時代、私も常にケガを抱えていましたが、強い筋力で大ケガに至るのを防いでいました。ただ、それには限界がありました。22歳の時、体が次々に故障していき、引退を決意。当時は体のケアも自己流でした。現在のように専門家のもとでケアをしていれば競技生活が長くなっていたかも知れませんね。

2016年11月21日

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池谷幸雄 いけたにゆきお

1970(昭和45)年生まれ。4歳で体操を始める。1988年ソウル五輪では種目別床と団体総合で銅メダル、2大会連続出場となった1992年バルセロナ五輪でも種目別床銀メダル、団体総合銅メダルの好成績を残す。引退後はタレントとして第2の人生を歩み、2001年には「池谷幸雄体操倶楽部」を設立して子どもたちを対象に本格的に体操指導を開始。現在は「子ども達の未来のために」をモットーにスポーツ振興や教育問題にも取り組んでいる。