スポーツコラム

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田中秀道プロからは、キャディの役割として「情報」の大切さも教え込まれました。コースに関する情報はもちろん、天気、気温、他の選手の動向などあらゆる情報が勝負にかかわります。前を回る組が詰まっていたら、必ず「その理由を探れ」と言われました。「時間がかかっている理由があるはずだ」と。「常にアンテナを張って情報を集める」という姿勢が身につきました。

2018年1月15日


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水谷隼氏 (みずたに じゅん)

1974(昭和49)年大阪府生まれ。高校時代は野球部に、近畿大学でゴルフ部に在籍して選手として活躍。大学の先輩だったプロゴルファーのキャディを務めたことをきっかけに、1997年にプロキャディとなった。1998年から4年間、田中秀道プロに帯同し、計6勝をあげるなどして頭角を現す。2007年には男子の谷口徹プロと女子の上田桃子プロの2人を賞金王に導き、「男女2冠キャディ」となった。2013年からは韓国のイ・ボミプロに帯同している。ツアー帯同の通算勝利数(2017年12月末現在)は37勝で、日本の最多勝キャディ。