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モンスター井上尚弥がKO勝ち
聖地ラスベガスで衝撃デビュー

スポーツライター
酒井 政人 氏

アメリカ・ラスベガスでハロウィン(10月31日)の夜、日本の「モンスター」が本場のボクシングファンを震撼させた。バンタム級WBAスーパー王座とIBF王座の井上尚弥がWBA2位、 WBC5位、IBF4位、WBO1位のジェイソン・マロニーとの防衛戦に挑み、7回マロニーの左ジャブを右頬にかすらせながら、右ストレートを顔面にめりこませる衝撃的なKOで勝利を収めた。

「フィニッシュのパンチは納得いく形でした。日本ですごく練習してきたパンチなので試合で出せてホッとしています」。幼少時から父・真吾氏の英才教育を受け、高校時代から大活躍。「強い相手としか試合をしない」という条件のもと大橋ジムに入門すると、世界の猛者を倒し続けている。これで日本選手では歴代単独トップとなる世界戦15連勝。華やかな道を歩き続ける井上だが、圧倒的な努力の積み重ねが現在の地位を築いている。

2020年11月16日

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酒井 政人

1977年生まれ。
箱根駅伝を目指し、東京農業大学に進学。1年時に同駅伝10区に出場。卒業後からライター活動を開始。著書に『箱根駅伝ノート』『東京五輪マラソンで日本がメダルを取るために必要なこと』など。